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2016.5.19

ダメ社長が日本を滅ぼす

過激なタイトルで失礼します(笑)
東京アドエージェントの筒井です。
前回の社長日記を見て、自らの行動を見直した方がいらっしゃったようで嬉しい気持ちになりました。
まだ、ご覧になっていない方は、ぜひ!

 

ところで今回は、私がよく見聞きするダメ会社のお話をしましょう。
今回はクライアント様である某O社さん。
会社のトップから社内改革を言われているそうで、コストカットを厳命されているようです。そこで弊社の広告運用に関わる部分が他社よりも高い事を指摘されました。
弊社が他社よりも高い理由はたくさんありますが、今回の本筋ではありませんので簡単に箇条書きだけしておきます、参考までにどうぞ~(笑)

 

・他社より高いコスト分は全て人件費へ充てている。
・他社よりも多く人手を使うので運用時間が長い。
・運用時間が長いだけでなくクオリティも高い為、他社より高い。
・弊社の運用者は全員Yahoo!&Google認定試験の合格者である。

 

では、話を戻し、、私が口癖のように話す言葉があります。
「安いものには理由があり、高いものにも理由がある」

個人の買い物をする時、高い金額の日本製か安い外国製かで悩み、結局“日本製”に落ち着くような人が、いざ会社の買い物になるとサービスのクオリティは問わずにとにかく“安さだけを求める”、、なんて事はとても多い事例です。

あなたも経験ありませんか?
サイト制作を安くやってくれる業者に任せたら、全然更新してくれない。
SEO対策を月1万円の格安でやってくれる業者に任せて効果が出ない。
安いパソコンを買ったら、処理速度が遅い。

今回は、某O社さんのコストカットを参考に会社を成功させる秘訣を少しだけお話したいと思います。

 

 

離職率の高い会社の“あるある”

この某O社さんは、離職率が高いです。
1年に1回は担当が変わります。
それも最近に限った事ではありません。某O社さんのリスティング広告を運用し始めてから約9年経過しますが、離職率が改善傾向になったことはありません。
しかも最近では、業務の引き継ぎをすることなく退職をされている担当者が多く、困った現状です。。

そんな高い離職率に見られる会社でよく見られる光景を考えてみましょう。

 

・中小企業なのに派閥争いがある。
・残業時間に定例会議がある。
・サービス残業が当たり前にある。
・定時退社しにくい空気が社内に蔓延している。
・上司が体育会系的ノリを強いる。
・有休休暇が取得しにくい。
・メール中心のコミュニケーションである。
・社内に朝のあいさつが飛び交っていない。
・会社の評価基準が曖昧である。
・新人の研修制度が存在しない。

 

他にも書いたらキリがないのでこの辺で(笑)
この10項目のうち3つ以上心当たりのある会社は危険信号ですよ!

 

 

高い離職率が悪い本当の理由

意外と議論されていませんが「高い離職率」が悪い本当の理由をご存知ですか?
本当の理由を時系列でご説明します!

 

離職率が高い
(良い人材が流出する)

人材が定着しない

仕事のクオリティが向上しにくい

会社のクオリティが向上しにくい

クオリティが低い会社なので売上が悪い

売上が悪いので賃金が低くなる

賃金が低いので良い人材が集まらない

人材が集まらないので残業が増える

売上が悪いのでサービス残業が増える

サービス残業する状態なので有給休暇取りにくい

更に離職者が増える

 

というわけで、高い離職率を放置しておくと負のスパイラルに陥るわけです。
「辞めたいヤツは勝手に辞めろ!」なんて経営者の姿勢は、最終的に自分自身の首を絞め、会社を潰すことに繋がりかねないのです。

 

 

最良の道はコストカット?

ご存知の方も多いかと思いますが、会社で最も掛かるコストは「人件費」です。人件費とは毎月のお給料だけでなく、各種保険料、福利厚生、交通費、採用に掛かる全てのコストを言います。

私は「社員には出来うる限りのことをする」ポリシーがあります。
出来うる限りというのは、「出来る事」と「出来ない事」をしっかり切り分けて「出来る事」の領域を増やしていく事です。弊社のスタンスはこちらです。

 

【出来ない事】
・大企業並みの給与待遇(基本給など)
・大企業並みの福利厚生(住宅手当など諸手当)
・社員食堂の設置
・社内大運動会の開催  など

 

【出来る事】
・新人教育(入社前研修&入社後研修)
・社員教育(言葉遣い&立ち振る舞いなど)
・月1回の全社員個別面談
・残業代全支給
・有休休暇(100%取得)
・親睦食事会 ※一部負担
・試験合格手当
・ウォーターサーバー飲み放題
・コーヒー&お茶飲み放題
・お菓子食べ放題
・栄養ドリンク無料(1日1本)
・10分休憩(午後使用)
・お誕生日会
・社員旅行(社員研修)※一部負担  など

 

毎年少しずつですが、「出来る事」を増やしています。
弊社で言う「出来る事」をコストカット対象にする会社は成功しないと思っています。
「良い人材」が存在して初めて「良い会社」になる訳ですから、「出来る事」を放棄する(コストカットする)という事は高い離職率を生む原因を作り、社員やお客様を不幸にする要因です。

長年にわたり高い離職率を改善せずに問題を認識していない経営者は無能です。
特に人材にお金を掛けない事は、会社の不利益に加担する反逆行為だと思っています。

 

 

目に見えないコストを見る能力

高い離職率を放置している経営者には“目に見えないコスト”を見る力が欠如しています。
例えば、退社した社員の机を照らす蛍光灯を消さずに放置している事や誰も使っていないパソコンモニターの電源が付けっぱなしなのは、会社のお金をドブに捨てているようなものですよね?

このような“目に見えないコスト”は人材にもたくさん存在しています。
入社した新人さんをOJT(On the Job Trainingの略。実際の仕事を通して必要な知識やスキルを習得する)にて育成する場合、“社会人のいろは”や“仕事とは何か”を伝えることなくそのまま単純に仕事をさせている事がとても多く見られます。そんな行為も会社のお金をムダにしている例です。

単純に仕事をさせれば戦力アップになると思いきや、しっかり時間を掛けて基礎能力を身に付けさせた方がそのあとの仕事のスピードが変わってきます。まさに「急がば回れ」ですね。

そして、社内外における言葉遣いや立ち振る舞い、メールの文章などなど、、OJTとして指導するチャンスが沢山あるはずなのにそれを放棄する会社や上司が多すぎです。

弊社では、4~5年ほど前に離職率が大幅に下がった要因のひとつが、新人研修や社員教育だと感じています。しっかりスケジュール化(見える化)を行い、目標設定をする事により、会社のムダを大幅に改善することに成功しました!

また、昨年から弊社にて実施している事は社内における言葉遣いへのチェックです。
「ら抜き言葉」や「バイト敬語」を間違えたその場で注意して改善を促しています。これも注意するかしないかで会社のクオリティが変わってきます。
適正な言葉遣いが出来れば、良い会社への第一歩であり成功する会社へ近づく訳ですから、これも会社の利益に直結します。

外注費や備品購入費、給与など目に見えるコストばかり削減していても“目に見えないコスト”を改善しない限り、絶対に成功はしません。

弊社は、もうすぐ11期が終了するタイミング、、要するに11年の紆余曲折があったからこそ気付いた事かもしれませんが、最近、人材に対する“目に見えないコスト”を放置する会社が増えているようで、ちょっとだけ未来の日本が心配になります。

 

ちなみに・・・
今回は、弊社のクライアント様である某O社さんのお話をしましたが…ご安心ください。担当者さんの上司にしっかり伝えています(笑)
相手にとってはキツい話ですが、言葉にしないと伝わらないですし、本気で相手の事を思えばこそ想いを伝えました。

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